「ゲームにはまって」中学1年生から不登校(男子)

中学1年生の3学期から不登校になりました。学校に行かなくなった理由は、病気を患い、入院生活を余儀なくされたからです。ちょうどそのころ、所属していた部活動がとても厳しく、その部活動が終わってからは塾や勉強に追われる日々を送っていました。部活動では熱中症で倒れかけ、塾の授業は長いときには3時間にも及びました。

病気によって部活や勉強から解放され、そのときの心境はまさに天にも昇る心地でした。

あの面倒くさいものから解放され、そこには「自由」がありました。自分の眠りたいときに眠り、食べたいときに食べ、ゲームもやりたい放題でした。好きなことを好きなだけやれる時間があり、毎日が充実していました。冬休みをまたぎ、3学期からは学校に行かなくなりました。

そんな生活が1年も続いたころ、

楽しさは消え、私の胸の内は将来への不安と焦燥感でいっぱいになりました。

ありがたいことに、ほぼ毎日、担任の先生が様子を見に来てくれていたのですが、将来の話をするときだけは憂鬱な気分になりました。進路の話題になると、何も話せずただ黙ってうつむくしかありませんでした。好きなことをするときは楽しく、自分のやりたいようにやっていましたが、進路や将来のこと、つまり自分の現実に関しては、自分のやりたいことが何もありませんでした。そして周囲に言われるがままに進学することになりました。

流れるままに高校のオープンキャンパスに参加し、受験し、入学しました。入学したてのころは、これまでの自由な生活が一気になくなり、少し後悔しました。知らない人ばかりのなかで、親元を離れ、周囲に合わせて生活しなくてはいけなく、つらく苦しいものに思えました。

しかし、学校生活を送っていくうちに、いろいろとやりたいことが見つかり、勉強や部活に対して目標を持つことができるようになりました。漢字検定や英語検定の合格を目指し、将来は大学に行きたいと思えるようになりました。規則正しい生活リズムも身に付き、病院や自宅で時間を浪費していたのがもったいなく思えます。

不登校中はゲームも飽きるほどしていましたが、楽しみというよりただの作業としてやっていた部分があったと思います。

ゲームというのは、勉強や学校生活の息抜きとしてするから楽しいんだ

ということにも気が付きました。

でも今では後悔の念はなく、この学校には入れて本当に良かったと思います。不登校をしていた時間がすべて無駄だったとは思いませんが、今までやれなかったこと、やってこなかったことを取り戻し、ときには寄り道することもあるかもしれませんが、目標に向かって突き進んでいきたいと思います。

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