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「お父さんが受け止めてくれた」(中学2年生から不登校を経験・男子)

公開日: : 最終更新日:2015/04/25 体験記

 僕が不登校になったは、中学校2年生の始業式からでした。中学校に入り、運動部に入部した僕は毎日を充実して過ごしていました。毎日の朝練習や夏休みの合宿にも参加しました。

 ですが、秋になって右足が痛くなり、それでも我慢して練習を続けていたら歩けなくなってしまいました。病院では”疲労骨折”と診断され、数か月の休養が必要でした。それでも部活が好きだった僕は、見学でも手伝いでも良いからと部活に参加しました。疲労骨折というのは、完全に骨が折れているわけではないので、添え木やギブスをする必要はありません。そのため、周りから見れば”骨折には見えない”のです。

 しばらくして、部活の友達から「そろそろ、練習に参加したらどうだ?」と言われました。痛みはだいぶ引いていたのですが、医者からは決められた期限までは絶対にスポーツをしてはいけないといわれていたので「無理だ」と言いました。すると、「松葉づえをついているわけでもないし、見た目は普通だからサボっているように見える」と言われました。

 とてもショックでした。

 一緒に部活を頑張ってきた信頼していた友達に、そんなことを言われたので、部活に行くことも怖くなってきました。また、教室でも同じようなことを言われたので、教室に入ることも嫌になりました。そして、中学2年生の春休みから家にヒキコモリはじめて、完全に不登校になりました。

 お母さんからは何度も「なぜいけないのか?」「原因は?」と問い詰められましたが、答えることはできませんでした。それを言うことがとても恥ずかしいと感じていましたし、質問されればされるほど言いたくなくなってしまいました。

 お父さんは、ぼくの気持を察してくれたようであまりいろいろと質問することはありませんでした。それよりも「気晴らしだ」と言って、休日にはいろんなところに連れて行ってくれました。家の近くだと、クラスメートにあうかもしれないという恐怖心があったので、隣町の河川敷や公園に連れて行ってくれました。お父さんには、本当の原因を話すと「そうか、、、」と言って受け止めれくれました。
 
 たぶん、不登校になった子供は本音を話すことが難しいとおもいます。でも近くにそれを受け止めてくれる人がいればすごく楽になります。僕はお父さんでした。結局、最後まで教室に行くことはできませんでしたが、いまでは高校に進学して頑張っています。お父さんのおかげで今の僕があると思っています。

(高1 男子)

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