「母の涙をみて」(中学2年から不登校を経験、女子)

私が不登校になったのは、中学2年の時でした。クラスの女子同士の人間関係がわずらわしくなったことが原因です。小学校から仲の良かった女の子にショックな事を言われ、完全に行かなくなりました。

不登校になってしばらくは、毎日お母さんに起こされ怒られていました。でも行く事はありませんでした。家に居てもストレスが解消されるわけではなく、逆にどんどん不安になっていきました。その不安をぶつける場所が無くて、お母さんにきつい言葉を言ってしまった事もありました。それでお母さんと喧嘩をしてしまい、ほとんど口を聞かなくなっていきました。

ある日、お母さんがおばあちゃんと電話をしながら泣いていました。「子育てがわからない」と言っているのを聞いてとてもショックでした。私が悪いのはわかっているのですが、どうすることも出来ないのです。私が学校に行きさえすれば様々な問題は解決されるのはわかっているのですが、行く事が出来ないのです。「明日は絶対に行こう!」と思っても、その日の朝になると怖くなって布団から出る事ができません。そんな毎日を過ごしていました。

 中学3年生の夏に、お母さんが不登校フォーラムに参加しました。そこからちょっとずついろんな事が変わっていったと思います。何より、お母さんが私の話をよく聞いてくれるようになったことが一番嬉しかったです。私がイライラしてわがままを言っても、それを受け止めてくれているのはよくわかりました。お母さんが受け止めてくれるようになったので、私のイライラも少なくなっていきました。

お母さんとよく話をするようになり、今まで苦手だった学校の先生とも話をすることが苦痛ではなくなってきました。学校の先生と話ができるようになってからはあっという間でした。日生学園ともう一つの高校を見学して、受験をして、入学式を迎えました。

私の中には、電話をしながら泣いているお母さんのイメージがまだあります。もう二度とあんなお母さんはみたくありません。これからも寮生活をがんばって、部活や学校行事にも積極的に取り組んでいきたいと思います。

(高校3年生女子)

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