「自分らしさが発揮できるように」(中学3年生から不登校を経験)

 私は中学のときに、父の仕事の関係で引っ越しました。育ってきた環境が違うので、様々な感覚も周りと違いが出てきてしまって、中三になってすぐに不登校になりました。不登校になってからは、学校の友達に会うのが恐くてあまり外出することがなくなって、そうしたら人と向き合うことが恐くなってきて、人と話すこともろくにできなくなってしました。

 夏休みが始まって、同級生が高校のオープンキャンパスに行き始めた頃に危機感を持って、自分でも高校を探し始めたときに出会ったのが青山高等学校でした。他県の学校の見学をしようと思ったのは、今の不登校の私を知らないところで一からやり直したいと思ったからです。学校や寮を見学して、ここならできるかもという期待がありました。実際に、自分の目で学校を見たことで希望が持てるようになってきました。

入学当初はすごく不安で、家に引きこもっていた自分が周りと同じ生活ができるのだろうかとか、中学の延長線をたどってしまうんじゃないかとか、たくさん悩んで、ずっと考えこんでいました。ですが、同じ部屋の先輩が寮生活について一つ一つ丁寧に教えてくださったので、最初は窮屈に感じていた生活もしだいに楽しく感じるようになりました。

ちなみに、私はダンス部に所属しています。ダンス部は明るくて面白い部員が集まったにぎやかな部活です。私は思ったことや感じたことを隠してしまう癖があるのですが、部活ではありのままの自分をさらけだすことができるので、今の自分にとって何よりも誇りになっています。ステージでは、どんどん自分を表現することが求められます。それによって、自分らしさがだんだん発揮できるようになってきたと思います。

そして今、ダンス部では3年連続で全国大会に出場することを目標としているので、その目標に向かって頑張っていきたいと思います。