「フレンドリーな先生」(中学1年生から不登校、男子)

中学に入ってすぐに、部活の先輩とささいなことで言い合いになったことが不登校の原因でした。自分は正しいと思って先輩を軽く注意したのですが、そのことを指摘された先輩が「あいつは生意気だ」という噂を流されました。その日から、先輩たちの目線がどんどん怖くなっていきました。

夏休みが明けて、2学期になったときに始業式には怖くていくことができませんでした。別に先輩から何かをされたわけではなかったのですが、とにかく周りから自分がどう思われているのかばかり気になってしまっていました。

そこからは、不登校お決まりのゲームや漫画で暇をつぶす毎日でした。父や母から「学校に行け」と言われるたびに反発をしていました。

そんな僕が、中学2年生から少しずつ学校に戻れるようになったのは、先生方のおかげでした。その先生の家は僕の家の近くにあり、夜になるとよく来てくれました。先生は一度も「学校に来い」とは言いませんでした。ただ「学校でこんな面白いことがあった」や二人が好きなスポーツの話で盛り上がっていました。

ある時、その先生が「昼からでもいいから、別室登校してみないか?」と言ってきました。ちょっと怖い気もしましたが、行ってみることにしました。その別室で待っていたのは校長先生でした。

その校長先生が、担任の先生以上にフレンドリーで、今まで経験したいろんな話をしれくれました。「君が来てくれないと、校長っていうのは暇なんだよ〜」といつも言ってくれたのが嬉しかったです。

今、僕は高校生として休むことなく学校に通って、部活に生徒会にと忙しく過ごしています。中学校の時の先生たちの暖かさのおかげだと思っています。

 

(高校1年生男子)

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