「入院が転機に」(中学1年生から不登校、男子生徒)

中学校に入ってしばらくしてから、学校の雰囲気になじめずにいました。毎日のように「学校なんて行って意味があるのだろうか」と考え続けていました。夏休みが終わって2学期が始まるときに、自分の中で何か糸が切れたような状態になって、行くことができなくなりました。学校に行かなければいけないことはわかっていましたが、行く意味を見出せずに動くことができませんでした。

親にはよく「学校に行け」と怒られました。でも行くことができないどうしようもない精神状態にあったと思います。毎日のように「このままでは将来は無い」と親に言われて、僕は高校にも進学でき無いと思い込んでいました。

それからしばらくして、病気で体調不良になりました。病院で診てもらっても原因不明ということで、大きな病院に入院することになりました。この入院が僕の転機になりました。

それは、病院には僕以上に苦しんでいる人たちが沢山いたからです。「世の中で苦しんでいるのは僕だけじゃ無いんだ」と気付きました。そこから、この苦しんでいる人たちを救えるような人になりたい、医療系の仕事に就きたいと考え始めました。その考え方になってから、すべてのものが変わっていったと思います。高校進学を真剣に考え始めて、お母さんとも将来のことについて話をするようになりました。いくつか学校見学をして、最終的に全寮制高校に入ることを自分で決意しました。

この高校で、生活を見直して勉強して、将来は医療系の大学に進みたいと思っています。

 

 

 

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